導入事例

導入事例(一)

NCDChinaは2015年より徳山中国グループと協力し、PRONESから用友U8への変更を円滑に実現するとともに、用友U8標準プラットフォームを利用し、徳山グループならではの業務内容に基づき、 ADD-ON開発を実施して、現地スタッフの業務負荷を大幅に軽減、業務効率の向上に成功しました。また、E-soonlinkリモートツールを利用し、用友システムを登録する方法により、導入費用の大幅な軽減にもつながりました。 2017年より、徳山グループは用友U8サーバをクラウドに委託し、シェアードサービスにて各社の業務連携を実現させることにより、コストダウンおよび情報管理の実現に至っています。

徳山中国グループ

導入原則

用友U8標準機能を最大限利用します。
段階的にシェアードサービスを構築することを視野に入れて標準化を推進できるよう、ERPの標準機能を最大限利用することを前提とします。
ERP導入は三段階で行います。
ERPを活用した生産計画→現在のERP使用状況を考えると、財務会計への一気通貫は業務プロセスの大幅な変更による現場への負担が生じると想定されます。
チェンジマネジメントを行いながら、ERP導入を推進します。
本案の実施には習慣化された業務プロセスを改善する必要が生じます。新しい業務プロセスへの抵抗感が最小限で済むよう、
チェンジマネジメント(組織全体の業務の流れや導入後のメリットを十分に理解しながら徐々に新しい業務に移行していくための教育活動)を推進します。

お客様の姿

弊社は数年来、徳山グループと長期的、友好的にお付き合いさせていただき、システム導入&保守においてお客様の信頼をいただいています。

徳玖山(上海)管理有限会社の各位様とNCDChina社員。

徳玖山(上海)管理有限会社の各位様とNCDChina社員。

導入事例(二)

当社の導入実績のうち、用友の良さを生かしながら、用友では機能に限界が
ある機能については、上手くAdd-Onでカバーした例をご紹介します。

企業概要

導入システム概要

現地の従業員に馴染みやすく、導入時のストレスをできるだけ軽減するため、中国でのシェアNo.1の用友を採用。ERPを導入することで、
属人化を払拭し、業務プロセス標準化につながりました。
個別原価計算については、用友の標準機能では荒すぎるため、Add-On開発を行っています。
用友とデータ連携することで、結果、利益を正しく把握できるようになりました。
中国のERPソフトである用友を使いながらも、日系企業ならではの細かな要望にも十分対応できるシステムを実現しています。

導入企業様の声

【業務部副部長 趙様コメント】 用友は2009年より使い始めています。導入当時はそれまでが紙での運用だったため、従業員にパソコンに慣れてもらうところから
始まりました。そのため、運用が軌道に乗るまでには大変苦労しましたが、恩馳徳の担当者と協力しながら用友での運用を軌道
に乗せることができました。
今ではERPの最大のメリットである生産、販売、購買、会計が一気通貫で業務が行えるようになり、帳簿も一元管理出来るようになりました。
また、Add-Onで追加した個別原価計算のおかげで細かい原価の分析も可能になりました。

用友の導入に携わったり、日々用友で作業を行っている従業員の方々。 今後も用友の円滑な運用のために恩馳徳は尽力させて頂きます。

用友の財務会計を使って作業風景。古くからある中国産財務会計システムのため、従業員にも馴染みやすいシステムです。

当社担当者の声

当社では、初めてのERP導入という事もあり、お客様のご協力の下に導入を進めて参りました。
特にAdd-On開発した個別原価計算については、当方の知識が浅くお客様の指導の下、
理解を深めさせていただきました。
本番稼働直後は、在庫の数量が合わず、棚卸しのやり方を見直す等、苦労しましたが、結果的にERPを導入することで、業務
の改善にもつながりました。当社にとっては、天津国成橡膠工業有限公司様への用友ERP導入が中国でのビジネスの起点となり、
今ではさまざまな業種への用友ERP導入のご提案・導入をさせて頂いております。
全てのシステムが万能ではありません。いかにそのシステムを運用して活かしていくか、お客様と何度何度も意識合わせをし、
乖離をなくし、実現していく、そういった粘り強さが当社の強みだと言えます。